出版社内容情報
モノ申す人々は何を目指すのか?格差、右傾化、ネオリベラリズム、オタク、乙女などなど、2000年代の日本の問題に切り込む33人の論客を、永江朗が読み解く。2001年に好評を博した論客ガイドブック、待望の続刊が登場!
内容説明
同時多発テロで始まった二十一世紀、脱臼しっぱなしのこの世界で、何が語られてきたんだろう?格差、右傾化、ネオリベラリズム、インターネット、オタク、乙女などなど、ゼロ年代の日本に切り込む論客たちを永江朗が読み解く、新世紀の言論カタログ。
目次
1 この国のゆく道きた道(内田樹―時代は叔父さんを求めている;小熊英二―自明の理の破壊 ほか)
2 格差社会の歩き方(三浦展―ファスト風土化と下流化;玄田有史―仕事に就くということ ほか)
3 00年代カルチャー(菊地成孔―大衆音楽の過去・現在・未来;陣野俊史―日本文学はフランス暴動とつながっている ほか)
4 ライフスタイル(ドン小西―「新しい」=「正解」か?;遠山周平―日本人は洋服をどうすればいいのか ほか)
著者等紹介
永江朗[ナガエアキラ]
フリーライター。1958年北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系洋書店に約七年間勤務の後、『宝島』および『別冊宝島』の編集、ライターを経て、93年ごろよりライター業に専念。「哲学からアダルトビデオまで」を標榜し、幅広い媒体で取材・執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。