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内容説明
犯罪世界のディープな人々。殺人鬼の館に泊まり、シリアル・キラーの跡を追う…。特殊翻訳家柳下毅一郎が案内するいけない現場巡礼。
目次
第1章 巡礼の旅(エド・ゲインのハート;リジー・ボーデン斧とって;紳士はロリータがお好き ほか)
第2章 殺人を読む(アメリカン・ドリーム―『サンドマン ドールズ・ハウス』;殺人者はわれわれの中にいる;三本のロープ―トム・ケイリン・インタビュー ほか)
第3章 おかしな世界(ロバート・レスラー・インタビュー;OJ裁判のこりない人々;アメリカの喜劇 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
26
特殊翻訳家が実際に起きた犯罪を様々な角度から案内する手引書。殺人マニアによる殺人マニアのための本。人が死んでいるのだから興味本位に楽しむのは良くないと分かってはいる。悪趣味の極み。でも、自分の気持ちに嘘は付けない。好きだ。第1章の現場巡礼は新感覚の殺人鬼ルポにニヤニヤした。町人達が完全に口を窄む場所もあれば、博物館やホテルとして観光名所になった場所もあって興味深い。世界各地の犯罪博物館や蝋人形館も楽しそうで気になる。第2章は実在の殺人鬼をモデルにした映画や小説を紹介、第3章は様々な人物との対談。2018/07/19
ルナティック
4
いつも通り&期待通り、ですね。柳下さんの文体は、狂気と狂喜が見間違うほど重なり合っているので、それを魅力と感じたら、、もう離れられません(笑)加えて、取り上げている数々の殺人者に対する優しい、とは言わんが(笑)、心持寄り添うような感じが、これまた堪らん!!2014/05/30
888
0
どうしてだかこういう話が好きだ。そのためあれこれ読んでいるが、詳しいことまで覚えていられずすぐに忘れる。時々ふっと思い出して確認したくなる。だけど長いのを読むのは嫌だ。そういう時にこれくらいの読み物は丁度いい。有名どころは大体載っている。2013/08/05
澤水月
0
980203