出版社内容情報
前作と同じく珍しい 図版が多く、古今東西の有名自殺、珍しい自殺の事例が沢山収集されていて、情報量が多い。知人を沢山集めて、三頭のライオンがいる檻に入って自殺した男もいれば、自作のギロチンを使って自分の首を斬り落とした男もいる。電気ドリルで自分の頭蓋骨に穴を開けた男もいれば、工業用丸鋸で身体を二つに切った男もいる.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』158頁、より)
内容説明
心地よい狂気の世界―なぜ人間はみずからの死に魅了されるのだろうか?死が彼らにもたらしたものは何だったのか?多数の未公開図版とともに自殺の真相にせまる衝撃の書。
目次
第1部 どのように死ぬのか?
第2部 なぜ死ぬのか?
第3部 誰が死ぬのか?
第4部 どこで死ぬのか?
第5部 自殺と社会
第6部 不可思議
第7部 歴史の謎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まある
13
以前、かなり切羽詰まっていたときに選ぶ本は全て“死”や“自殺”といったものがタイトルなどにあるものばかりだった。精神状態と本の選択は密接な関係だと思う。書かれたのが少し古いため、統計などのデータは現在読むには物足りないものがある。また、日本が戦中特攻を行ったことを自殺と捉えていることに疑義がある。特攻で亡くなったひとは上層部の無謀に振り回されただけであって、自己都合で敵艦に突っ込んだわけではない。自殺とされては特攻のかたにも自殺者にも無礼だと思う。写真などは衝撃的なものも多くまた興味深く読める部分もある。2016/05/19
♡手乗りタイガー♡
7
これも高校の名残wwとにかくこの全書シリーズ・・・当時の私には高かったんだよ…!自殺系もこの全書でだいぶ勉強になったなぁ☆再読したいけど時間ないよおお…
cronoq
5
体系的な記述まで至っておらず、数々の事例を網羅しているレベルで終わっているのが残念。切腹や特攻を自殺の一種として捉えているあたりは、フランス人の感性ならではなのだろうか。さらに、特攻は自爆テロと並び称されていた。イスラームの国々で自爆テロをしている人々の気持ちが少し分かった気がする。人はなぜ死ぬのか、それを突き詰めて考えることは、人がなぜ生きるのか、それを考えることに等しい。久しぶりにそんなことを再認識させられた。なお、死体写真多数のグロ本。苦手な方はお控えください。2011/11/21
Noboru Sugiyama
3
事務連絡。感想は後で書きます。あくまで創作の資料として読んでいるので誤解しないでほしい(^^;2018/12/21
takao
2
ふむ2022/09/03