内容説明
騎士道が華だった時代の英雄たちの戦いと冒険。アーサー王物語から歴戦の勇者まで。
目次
第1章 騎士と戦い
第2章 騎士と文学
第3章 騎士と宗教
第4章 騎士から紳士へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シルク
7
おっ……う~??? いやん、面白いとこが無かった(゜∀゜) 分厚い本で、一応最後まで読んだこた読んだ……だから、文章が滅茶苦茶ということは無くて。ひたすらにわたくしには合わなかった、ということデショー!! ただ、図版は素敵だったなーv そもそも図書館でこの本借りたのも、パラパラっとめくった時に、中の図版が素敵だなと思ったからだ。象牙で出来た中世の小箱、墓の上の、生前の姿を刻んだ彫刻、その彫刻の、長い年月で削れた顔とか。こんだけ読んで、時間も投じて、得たものが「ぽっちり」な……。ま、そういう読書でしたわな。2018/11/07
しいかあ
2
騎士の生活や装備よりも、騎士という身分の変遷や騎士のイメージ、つまり「騎士道」の理念の変遷について概説した本。専門的な本ではなく、注も丁寧で、ところどころに図版による説明も入っているので大変読みやすい。逆にこの分野のことをある程度知ってる人には今更感があるかもしれないけど。騎士修道会の消長について説明したところと、アーサー王からドン・キホーテに至るまでの騎士についての文学について扱ったところが面白かったかな。2012/01/27