内容説明
英国情報戦史家の代表作。諜報戦の定説をくつがえすスパイ・ノンフィクションの傑作。
目次
序章 「スパイ伝説」はなぜ生まれたのか
第1章 コヴェントリーの爆撃―チャーチルはどこまで知っていたのか
第2章 真珠湾奇襲―警告は無視されたのか
第3章 カナリス提督―裏切り者かそれとも英雄だったのか
第4章 戦艦『ロイヤル・オーク』の撃沈―スパイは実在したのか
第5章 スイスを舞台にした情報戦―「ウェルテル」は誰だったのか
第6章 ディエップ作戦―二重スパイが計画を漏らしたのか
第7章 二重スパイ「シセロ」―イギリスの欺瞞戦略だったのか
第8章 オランダの裏切り者―リンデマンスは二重スパイだったのか
第9章 ニュルンベルク爆撃―ドイツは作戦を知っていたのか
第10章 「イントレピッド」と呼ばれた男―どこまでが事実なのか
終章 工作員たちには答える権利がある