出版社内容情報
本書は,企業不祥事を「企業によるソーシャルイシューへの対応の失敗」と捉え,適切に対応できない理由として,「イシューマイオピア」という陥穽を提示する。この〈落とし穴〉に陥らないために,企業はどのように行動すべきか!
内容説明
研究や企業実践が進んでいるにもかかわらずなくならない企業不祥事。本書は、企業不祥事を「企業によるソーシャルイシューへの対応の失敗」と捉え、適切に対応できない理由として、「イシューマイオピア」という陥穽を提示する。この“「視野狭窄」の落とし穴”に陥らないために、企業はどのように行動すべきか!―。
目次
第1章 序論
第2章 企業不祥事をめぐる状況
第3章 「企業と社会」論におけるソーシャルイシュー
第4章 ソーシャルイシュー・マネジメント論の展開と構図
第5章 ソーシャルイシュー・マネジメント論の課題
第6章 「雪印」の2つの不祥事
第7章 事例分析:ソーシャルイシュー認識の陥穽
第8章 結論
著者等紹介
小山嚴也[コヤマヨシナリ]
1967年東京都に生まれる。1991年横浜国立大学経営学部卒業。1993年横浜国立大学大学院経営学研究科修士課程修了。1996年一橋大学商学研究科博士後期課程単位修得退学。山梨学院大学商学部専任講師、同助教授を経て2001年関東学院大学経済学部助教授(准教授)。2010年関東学院大学経済学部教授。2011年明治大学博士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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