内容説明
本書は、管理者や組織改善の専門家に対して、組織改善の問題を考えるための便利な方法を提供しようとしたものである。組織の健全性を評価したり、改善ツールを選択したり、それを導入したりするにあたって生じる疑問に答えることのできる統合的な組織動学のモデルを示す。それは、組織論の過去数十年にわたる発達の結果として生み出された細分化された、ときには競合しあう分野や学派を超え、さまざまな概念と知見を統合しようとしたものである。
目次
主要構成概念
短期的なシステム動学
中期動学
長期動学
組織有効性についての教訓
モデルの応用