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出版社内容情報
ザルカウィの生い立ちからバグダディのカリフ制宣言まで、ISの変遷と拡大の背景を人物像に焦点を当てて描いたピュリツァー賞受賞作
内容説明
「イラクのアル=カーイダ」の創設者ザルカウィの生い立ちから「イスラム国」の指導者バグダディによるカリフ制宣言まで、疑似国家の変遷と拡大の背景を迫真の筆致で描く。中東取材20年のベテラン・ジャーナリストによる傑作ノンフィクション!ピュリツァー賞(一般ノンフィクション部門)受賞作。
目次
第1部 ザルカウィの台頭(「目だけで人を動かすことができる男」;「これぞリーダーという姿だった」;「厄介者は必ず戻ってくる」;「訓練のときは終わった」;「アル=カーイダとザルカウィのために」;「必ず戦争になるぞ」;「名声はアラブ中に轟くことになる」)
第2部 イラク(「もはや勝利ではない」;「武装反乱が起きていると言いたいんだな?」;「胸くそ悪い戦い、それがわれらのねらいだ」;「アル=カーイダのどんな仕業も及ばない」;虐殺者たちの長老)
著者等紹介
ウォリック,ジョビー[ウォリック,ジョビー] [Warrick,Joby]
1960年、米国ノースカロライナ州に生まれる。テンプル大学卒業。『ニューズ・アンド・オブザーヴァー』の記者として96年、環境問題に関する報道でピュリツァー賞(公益報道部門)を共同受賞。96年以来、『ワシントン・ポスト』で中東問題を中心に、安全保障・外交・テロ・環境などの分野を専門とするジャーナリストとして活躍している。2016年、Black Flagsでふたたびピュリツァー賞(一般ノンフィクション部門)を受賞
伊藤真[イトウマコト]
ノンフィクションを中心に翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。