出版社内容情報
小説家たちは絵画をどのように意識し、どう表現したか。裸体画から骨董まで、作品を読み解きながら現実と芸術の位相を問い直す。
内容説明
約百年前、美術の国家的保護奨励策を横目に、小説家たちは絵画をどのように意識し、どう表現したか。裸体画から骨董まで、彼らの作品を読み解きながら、現実と芸術の位相を問い直す。
目次
温泉のボッティチェルリ
美術国霊験記
博覧会の絵
月と風船
日本の写生
イノセント・アイズ
白馬に乗って
古き世へ骨董の西
時にはぐれて骨董の不安
元禄模様太平記
蕩児の浮世絵
食らうべき美術
著者等紹介
前田恭二[マエダキョウジ]
1964年山口県生まれ。1987年東京大学文学部美術史学科卒業後、読売新聞社入社。現在読売新聞東京本社文化部次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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