メディチ家の黄昏

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メディチ家の黄昏

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  • サイズ B6判/ページ数 439,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560081921
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

400年にわたってフィレンツェとトスカーナ大公国に君臨・支配したメディチ家。1639年のコジモ三世誕生から約100年間のデカダンスと終焉の歴史を描いた古典的名著、ついに邦訳!

内容説明

400年にわたってフィレンツェとトスカーナ大公国に君臨・支配したメディチ家のデカダンスと終焉の歴史を描いた古典的名著、ついに邦訳。

目次

コジモ三世の誕生
フェルディナンド二世の性格
彼の情熱
科学の発展
思春期前期のコジモ三世
フィレンツェの宮廷
ジャン・カルロ枢機卿
コジモの結婚をめぐる計画
マルグリット・ルイーズ・ドルレアン
コジモの結婚のための交渉〔ほか〕

著者等紹介

アクトン,ハロルド[アクトン,ハロルド][Acton,Harold]
1904‐94。イギリスの著述家。フィレンツェで生まれる。幼年期はイタリアで教育を受け、イートン校からオックスフォード大学へ進学。30歳までに10点以上の著作を発表し、イタリア史を中心に生涯で30点近い著書がある

柴野均[シバノヒトシ]
1948年生。信州大学人文学部教授(イタリア近現代史)。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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syaori

34
17世紀、フェルディナンド2世の治世からコジモ3世、メディチ家最後のトスカーナ大公ジャン・ガストーネの死まで、その衰退と頽廃と終焉を追った一冊。伝統ともなった結婚の失敗とゴタゴタ、後継者問題、仏・墺やスペイン・英国との綱引きのなかで、過度の信仰に、シニカルな快楽主義と美食に、過度の憂鬱症と酒に浸る彼らの様子は、滑稽でグロテスクで、時に哀れ。結局「品位を保ちながら墓に入る以上のことは残されていな」い状態になってしまった一族の最後の様子には、何度か出てきた「死を思え」という言葉について考えさせられました。2016/12/12

遊未

4
一気に読み終わった。面白いし、思ったよりはこの時期の文化や今は無き空電以外の様子、庭園のことなどもよく描かれている。メディチ家の最盛期を書いたものは多いが、終焉は少ないという事実はあるにしても通史はあるし。さすがにメディチ家に関する本を読むなら、ここ(この本)から始めるのはあまりに哀れで悲しいので、いわゆるルネサンス期⇒国父コジモから先祖を遡り⇒トスカーナ公国⇒終焉(この本)が一般的で興味深く、感慨深いかと思う。 2014/05/03

めぐみこ

1
一般的にメディチ家の時代と言えば、ルネサンス期。だがこの本で取り上げるのは17世紀半ば~18世紀半ば。コジモ3世誕生(1642)から最後の大公ジャン・ガストーネの死(1737)、アンナ・マリーアの死(1743)へと至る、ひとつの王朝が崩壊していく過程を容赦なく描き出している。あんなに華やかだったフィレンツェ、トスカーナ大公国がしおれてゆく様に、盛者必衰という言葉を思い浮かべずにいられない。2017/06/29

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