出版社内容情報
米国、パキスタン、サウジの各情報機関と、イスラム戦士、タリバン、アルカイダとの攻防を、公文書と証言から緻密に再現し、検証したノンフィクションの白眉。ピュリツァー賞受賞!
内容説明
アメリカはなぜ「9.11」を防げなかったのか?ビンラディンを追い詰めながら、捕獲作戦を遂行できなかったのはなぜなのか?調査報道の到達点!ピュリツァー賞受賞作品。
目次
第3部 遠くの敵―一九九八年一月‐二〇〇一年九月十日(殺さずに捕獲せよ;王国の利益;戦争をしているのだ;吹き飛ばしてしまえ;マンソン・ファミリー;あの部隊は消えた;クレージーな白人連中;何か政策はあるのか?;「殺してみろ」と挑発している;オマルはどんな顔を神に見せるのだ?;多くのアメリカ人が死ぬ;なんと不運な国だ)
著者等紹介
コール,スティーブ[コール,スティーブ][Coll,Steve]
1958年、ワシントンDC生まれ。オクシデンタル・カレッジ卒業後、『ニューヨーカー』誌スタッフライターを経て、『ワシントン・ポスト』南アジア支局長(89~92年)、同紙編集局長(98~2004年)を歴任。現在、シンクタンク「ニューアメリカ財団」の会長を務める。90年に米証券取引委員会に関する報道でピュリツァー賞を、2005年に『アフガン諜報戦争―CIAの見えざる闘い ソ連侵攻から9・11前夜まで』で再びピュリツァー賞を受賞
木村一浩[キムラカズヒロ]
共同通信記者。1969年生まれ。上智大学文学部社会学科卒業。93年、共同通信社に入社。山口支局、大阪社会部、外信部などを経て2003年からカブール支局長、イスラマバード支局長、バグダッド支局長、カイロ特派員を歴任。09年からワシントン特派員
伊藤力司[イトウリキジ]
ジャーナリスト。1934年生まれ。東京外国語大学フランス語科卒業。58年、共同通信社に入社、外信部、サイゴン、パリ、ハノイ支局長、編集委員、論説委員などを務めた
坂井定雄[サカイサダオ]
龍谷大学名誉教授。専門は中東・中央アジア現代政治・地域紛争。1936年生まれ。東京都立大学理学部卒業。60年、共同通信社に入社。ベイルート、ジュネーブ支局長などを務めた。93~2005年、龍谷大学法学部教授。05~08年、日本学術振興会カイロ・センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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