アフガン諜報戦争〈下〉―CIAの見えざる闘い ソ連侵攻から9・11前夜まで

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アフガン諜報戦争〈下〉―CIAの見えざる闘い ソ連侵攻から9・11前夜まで

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  • サイズ B6判/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560081600
  • NDC分類 319.262
  • Cコード C0036

出版社内容情報

米国、パキスタン、サウジの各情報機関と、イスラム戦士、タリバン、アルカイダとの攻防を、公文書と証言から緻密に再現し、検証したノンフィクションの白眉。ピュリツァー賞受賞!

内容説明

アメリカはなぜ「9.11」を防げなかったのか?ビンラディンを追い詰めながら、捕獲作戦を遂行できなかったのはなぜなのか?調査報道の到達点!ピュリツァー賞受賞作品。

目次

第3部 遠くの敵―一九九八年一月‐二〇〇一年九月十日(殺さずに捕獲せよ;王国の利益;戦争をしているのだ;吹き飛ばしてしまえ;マンソン・ファミリー;あの部隊は消えた;クレージーな白人連中;何か政策はあるのか?;「殺してみろ」と挑発している;オマルはどんな顔を神に見せるのだ?;多くのアメリカ人が死ぬ;なんと不運な国だ)

著者等紹介

コール,スティーブ[コール,スティーブ][Coll,Steve]
1958年、ワシントンDC生まれ。オクシデンタル・カレッジ卒業後、『ニューヨーカー』誌スタッフライターを経て、『ワシントン・ポスト』南アジア支局長(89~92年)、同紙編集局長(98~2004年)を歴任。現在、シンクタンク「ニューアメリカ財団」の会長を務める。90年に米証券取引委員会に関する報道でピュリツァー賞を、2005年に『アフガン諜報戦争―CIAの見えざる闘い ソ連侵攻から9・11前夜まで』で再びピュリツァー賞を受賞

木村一浩[キムラカズヒロ]
共同通信記者。1969年生まれ。上智大学文学部社会学科卒業。93年、共同通信社に入社。山口支局、大阪社会部、外信部などを経て2003年からカブール支局長、イスラマバード支局長、バグダッド支局長、カイロ特派員を歴任。09年からワシントン特派員

伊藤力司[イトウリキジ]
ジャーナリスト。1934年生まれ。東京外国語大学フランス語科卒業。58年、共同通信社に入社、外信部、サイゴン、パリ、ハノイ支局長、編集委員、論説委員などを務めた

坂井定雄[サカイサダオ]
龍谷大学名誉教授。専門は中東・中央アジア現代政治・地域紛争。1936年生まれ。東京都立大学理学部卒業。60年、共同通信社に入社。ベイルート、ジュネーブ支局長などを務めた。93~2005年、龍谷大学法学部教授。05~08年、日本学術振興会カイロ・センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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彩也

5
下巻のメインは、ビンラディン。確保(或いは攻撃)作戦が内側、または外部の事情から、考案されては立ち消えになることが繰り返される。アメリカもすごいタテ割り行政だ。そして、外交ってWIN-WINでないと上手く行かないのだな。「1979年以後のアフガニスタンは、外国人が考え出し無理やり押しつけた政治的・軍事的構想の実験場だった」ことが、上下巻を通じ書かれる。著者は出来る限り中立的な記述を心がけたと思われ、9・11が避けられたとも否とも評価しないが、アフガン軍閥マスードの評価は高め。歴史小説の英雄のようだ。2011/10/13

belier

2
ソ連のアフガン侵出、撤退、内戦、イスラム主義急進派の台頭、最後タリバンの勃興。この流れを冷戦時代の思考に囚われたCIAが捉えきれなった前半。後半はアルカイダによる911テロを米国が未然に防げなかった経緯が詳述される。後知恵で見ると、民間人を巻き添えにビンラディン殺害ができても別のカリスマが出て来て悲劇は起こったように思う。欧米が謙虚になる必要がある。著者がCIAの強硬派に少し肩入れしている印象。最後の方は納得できない部分が多かった。あと翻訳の面で「諜報収集」とか変な表現がちらほらあった。2021/09/24

可兒

2
当たり前というべきか、やっぱりマスードの評価は高め。だいたいどの本でもそうなので裏を勘ぐりたくなるが、本人が実際に英雄だったそうなのだから何も言うまい2013/01/07

roxy001960

2
そうかあ、ここで終わるのか…。結局のところ、イスラム聖戦士を作り出したのは、アメリカ自身だったんですね。敵の敵は味方という近視眼的な外交戦略は新たな敵を作り出すだけのような気がします。マスードが好意的に描かれているようで、彼の死はその後のアフガニスタンの混乱を象徴しているようです。9.11後ビンラディンの死までについても書いてほしいな。2011/11/01

メルセ・ひすい

2
15-76 アメリカはなぜ「9.11」を防げなかったのか。ビンラディンを追い詰めながら、捕獲作戦を遂行できなかったのはなぜなのか。公文書と証言から検証した調査報道の到達点。第三部 遠くの敵 殺さずに捕獲せよ 王国の利益 戦争をしているのだ 吹き飛ばしてしまえ マラソン・ファミリー あの部隊は消えた クレージーな白人連中 なにか政策はあるのか?「殺してみろ」と挑発している オマルはどんな顔を神に見せるのだ 多くのアメリカ人が死ぬ なんと不幸な国だ  ピュリツァー賞受賞作品。2011/10/31

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