世はいかにして昭和から平成になりしか

個数:

世はいかにして昭和から平成になりしか

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 185p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560080948
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0036

内容説明

同じ頃、同じ日本で、少しずつ世代の異なる四人は、まるでちがう世界の肌ざわりを感じていた。四つのプライベート・モノローグから、昭和から平成へ向かう混沌の輪郭が浮かび上がる。

目次

逃れがたい埋め込みを離れること、そして、戻ること(管啓次郎)
一九八九年から一九九五年へ―「今」がはじまった時に(中島岳志)
私とヤンキーとバンドブームと(雨宮処凛)
エネルギーと鑑賞(能町みね子)
おまえは何もしなかった―一九七五年、新宿(清岡智比古)

著者等紹介

中島岳志[ナカジマタケシ]
1975年大阪府生まれ。北海道大学准教授

雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年北海道生まれ。作家・活動家。反貧困ネットワーク副代表

能町みね子[ノウマチミネコ]
1979年茨城県生まれ。文筆業

清岡智比古[キヨオカトモヒコ]
1958年東京都生まれ。フランス語・フランス文学専攻。明治大学理工学部准教授

管啓次郎[スガケイジロウ]
1958年生まれ。詩人、翻訳者。比較文学専攻。明治大学大学院ディジタルコンテンツ系教授・主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こだま

10
能町さん目当てで読みました。それぞれの昭和から平成へ変わる時期の話でした。平成ももうそろそろ終わりますが、次の時代はどんな感じなんだろう。2017/12/25

zakuro

7
能町さんが寄稿されているので。平成22年の時点で昭和という時代の終焉を各論客の視点で語るわけだけど、こういった本で原稿を依頼される人って100パー文系なのね。まるで世の中を動かしてるのは文系人間のみとでも言いたげな。しかも浪人して外語大のヒンディー語学科とか、美大とか、みんな経済的には苦労知らず。そうだよなあ、じゃなきゃ時代なんか振り返ってる暇ないもんなあ。授業そっちのけで貪るように読書して、1番影響されたのが「氷点」って…、ギャグかと思った。自分のこじらせてた中高時代を吐き出せたらさぞ気分いいだろうなあ2016/12/11

たっきー

5
平成という時代の始まりをどう生きたか、5人の著者がそれぞれ個人的な体験を語ったもの。時代を分析するのではなく、それぞれの物語から時代の相を読みとれる作品にしたいという編者の意図があったそうだ。が、なかなかそこまでは…自分と世代が近い著者の語りには共通の思い出があるけれど。同じ時代を生きていてもそのときに何歳だったかで時代をどう受け止めるかの感覚は全然違うだろうな。2014/12/12

kenyoi

5
昭和から平成に入り、我々は何をしてきたのだろう。本を読む、知識の世界に入り浸っていた?友達とバンドを組み、夢中になって流行を追っていた?部活に毎日汗を流す日々を過ごした?いじめの対象となって、毎日恐怖と闘っていた?あるいは、何もせず無為にこの歴史の流れを傍観してきたのか。 作者自身の過去から現在の話を通して、昭和と平成がつながる。平成はまだ続いている。 私は本を読みながら自分の過去・現在・未来を考えざるを得なかった。2011/09/27

makimakimasa

3
昭和64年から平成元年に変わった区切り(天皇崩御)の前後をどう過ごしたかというエピソード集と思ってたら、もっと長いスパンでの自分史披露がメインで、ちょっと想像と違った。それはそれで各編面白い内容だったが、敢えて題名に元号を用いた意味が薄まっている気がした。それから4人の著者の人選も腑に落ちない。清岡氏だけ一人年齢が離れているし、彼の文は音楽の話が中心で、バンドブームについて語った雨宮処凛と被っている。年齢やテーマはバラバラにするか、統一性を持たせるか、はっきりした方が良い。でないと中途半端な印象。2015/12/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/645025
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。