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白水Uブックス
ヨーロッパの現代伝説 悪魔のほくろ

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  • サイズ B40判/ページ数 223,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560073650
  • NDC分類 388.3
  • Cコード C0239

内容説明

トラックドライバーの復讐、モロッコで誘拐された少女、コペンハーゲンのポルノ写真など、ヨーロッパ社会の語りのネットワークに流布する怖いうわさ、不思議な話、信じられない出来事を採録・解読。日本でも、時代が変わっても、形を変えて語り継がれる「現代伝説」満載のアンソロジー。

目次

1 自動車と交通
2 バカンスと異郷
3 買い物
4 飲食
5 子供
6 動物
7 家と住居
8 仕事と技術
9 医学と薬物
10 迷信と超常現象

著者等紹介

ブレードニヒ,ロルフ・ヴィルヘルム[ブレードニヒ,ロルフヴィルヘルム][Brednich,Rolf Wilhelm]
1935年生まれ。ドイツ、ゲッティンゲン大学民俗学教室の主任教授を務め、口承文芸研究の第一人者として活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三柴ゆよし

11
口承文芸の資料としても無論有益だが、こういうタイプの説話というのは、いまだ精錬されていない、要するに物語の原型だから、たとえば作家志望の人なんかは、是非ともおさえておくべきだろう。現代伝説の研究は、日本ではそれほど本格化しているわけではないが、国外のものでは、ブルンヴァンは基本として、エドガール・モラン『オルレアンのうわさ』あたりがオススメか。2011/05/19

メルコ

2
ヨーロッパで流布しているうわさ話をまとめたもの。いろいろと伝播されるうわさ話が類型毎にまとめられて紹介され、週刊誌の記事を読んでいる面白さがある。特に深い考察がある訳ではないが、うわさ話のパターンをあれこれ知ることができる。2016/12/14

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