出版社内容情報
今世紀の音楽界でその古典的な端正美で知られた大指揮者カール・ベームの回想録。デビュー時代から2つの大戦を経て晩年までの世界各地での活躍、師ワルターがリヒャルト・シュトラウス、ベルクなど、有名無名の音楽家たちとの交友が淡々と語られ、それはそのまま今世紀の音楽史を形づくっている。
内容説明
今世紀の音楽界でその古典的な端正美で知られた大指揮者カール・ベームの回想録。デビュー時代から2つの大戦を経て晩年までの世界各地での活躍、師ワルターやリヒャルト・シュトラウス、ベルクなど、有名無名の音楽家たちとの交友が淡々と語られ、それはそのまま今世紀の音楽史を形づくっている。
目次
グラーツ,シュール街17番地
「ミーン」
2人の大伯父
最初の音楽教育
ウィーンでの修業時代
カルーソ
大戦
グラーツでデビュー
宿命のオペラ『フィデリオ』
ミュンヒェン
「クラリネットはどうしたのです」
ブルーノ・ワルターとの交友〔ほか〕