出版社内容情報
アンコール・ワットや敬虔な仏教徒の多いことで知られる「メコンの賜」カンボジア。厳しい自然条件に適応してきたこの農業国も近代に入ってからは、インドシナ戦争、「クメール・ルージュ」による支配など、数多くの辛酸をなめてきた。いまだ謎多きカンボジアの地理、農民生活、政治などを詳述する。
目次
第1章 自然
第2章 アンコール朝―起源から興隆期を経て衰退まで
第3章 1970年以前の農村生活
第4章 カンボジア社会
第5章 現代のカンボジア
結び 未来に希望を
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺
6
1993年著。カンボジア在住十年のフランス人によるカンボジアに関する本。130ページ程度しかない本なのに誤字が既に四箇所も見つかった。多分もっとあるはず。ちょっとひどいね。 第一章・自然。地理の知識のなさを痛感。それはともかく地図が見づらくて仕方ない。海岸線がよく分からない。 第二章・アンコール朝。アンコールワットが余りに有名だけど、それを作った王朝の基礎は意外に脆かった(物理)。それでも中世において南アジアでは最も強大な国だった。東は大越(ヴェトナム)に西はシャム(タイ)に挟まれて侵略を受けた。→続く2021/07/02
きょんちん
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