文庫クセジュ<br> フランスの民話

文庫クセジュ
フランスの民話

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  • サイズ 新書判/ページ数 155,/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784560056851
  • NDC分類 388.35

出版社内容情報

「民話とは何か」という問いは人間の心性と文化の構造を問うことでもある。本書はフランスの民話研究・記録の歴史をたどりながら、フロイト、レヴィ=ストロースからベテルハイム、グレマスにいたる言語学・人類学・精神分析学の成果をとりいれ、この問いへの手掛かりとなる貴重な一冊である。

目次

序 フランス民話の特徴
第1章 民話とは何か
第2章 口頭伝承と文学
第3章 民話の記録
第4章 民話の起源(ポール・サンティーヴと儀礼学派の理論;ウラジミール・プロップとマルクス主義理論)
第5章 民話の伝播
第6章 語りの実践
第7章 民話の形態学的分析
第8章 民話の精神分析的解釈(フロイトとフロイト学派;ユングとユング派たち;ブルーノ・ベテルハイム)
第9章 レヴィ=ストロースとグレマスの影響

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

erie

3
五年くらい前に民話(赤ずきんちゃん)の系統学の論文が出ていた記憶がある。プロップによる、民話の形態の分類というのがなかなか面白い。共訳者夫婦も、この世代でしかkり夫婦共に研究者になっているというのは興味深い。訳者はまだ現役らしく、2015年位にも様々な地域の民話についての新刊を出していたが、キンドルになっていないようで読めず。2020/04/04

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