出版社内容情報
エッセイストとして大活躍の著者がつづる、どきっとするほどリアルでユーモラスな、元気がでる「シングルマザー」日記! 率直に生きるマリオンに、共感を覚えずにはいられない。
内容説明
エッセイストとして大活躍のマリオンと、9歳と7歳の男の子たちの、どきっとするほどリアルでユーモラスな「波瀾万丈」の日々。
目次
いちばん肝心なこと―災難と、マカロニによるその解決法
お祈りの効用
わたしたちの体、子どもたちの自我
スポーツはすばらしい
悪いママの日
読書と夜のひととき
女の子
家事
セックスとドラッグ、よい助言
誕生日症候群〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
5
子育てエッセイ。夫は子どもが4歳の時にエイズで亡くなった。二人の子どもを一人で育てるということがどれだけ大変なことかと思うけど、彼女の描く子育ては悲壮さとか、生活にうちひしがれた疲労感が感じられない。自分がせっかく時間をかけて作った料理よりも、スーパーで売っているレンジ料理の方をほしがる子どもに涙が出てくるなど描写がすごくリアル。あっけらかんとした内容だから、読んでいるこちらも明るくなる。子育てエッセイを読もうという意気込みよりも、面白そうだなこれ、という感触で手にとって読み始める方が似合いそう。 2012/04/22
がぁ
0
特別なことをしているわけではない、当たり前の子育てをしているのでしょうが、悩み、落ち込み、不安、怒り、悲しみ、自省といったマイナスの感情があっても、何よりも子どもと共にいる喜びが凌ぐ、そういう親の気持ちにシンパシーを感じました。 2007/09/17