文学の皮膚―ホモ・エステティクス

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文学の皮膚―ホモ・エステティクス

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560046197
  • NDC分類 904
  • Cコード C0095

出版社内容情報

 女の肌、影、分身、逆ピグマリオニズム、肉体、ドン・ファン、デカダンス、肖像をモチーフとして、谷崎潤一郎、梶井基次郎、川端康成、三島由紀夫、安部公房、キルケゴール、ユイスマンス、ワイルドのテクストに「ホモ・エステティクス(美的人間)」の諸相を探る。異色の作家・作品論でもある。

内容説明

女の肌、逆ピグマリオニズム、肉体、影、分身、肖像、ドン・ファン、デカダンスをモチーフとして、8人の作家のテクストに「ホモ・エステティクス(美的人間)」の諸相を探る。

目次

1 谷崎潤一郎―文学の皮膚
2 梶井基次郎の「影」
3 見ることの狂気―川端康成の逆ピグマリオニズム
4 薔薇と林檎―三島由紀夫の肉体論
5 安部公房の皮膚論
6 誘惑者の論理―キルケゴールのドン・ファン論
7 デ・ゼッサントの部屋―デカダンスとはなにか
8 表面と象徴―『ドリアン・グレイの肖像』について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えーきち

1
谷崎潤一郎・梶井基次郎・川端康成・三島由紀夫・安部公房といった日本人作家とその著作、キルケゴール・ユイスマン・ワイルドといった海外作家とその著作を通して「美的人間」論を展開している。正直自分の読書歴では本作を読むには難しすぎたが、述べられている事の説得性はあった。2012/01/23

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