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出版社内容情報
澁澤龍彦を皮切りに加納光於、草間彌生、リチャード・ダッド、フランク・ステラをテーマとした個別作家論、「窓と女」「仮面と肖像」「寸断された身体」と題する美学的身体論、ベルクソン哲学を軸としたモダニズム論を通して、創作と美的享受の原点を問う。バロック的精神による先鋭な美術論集。
内容説明
視と知のバロック的トポスを博捜する美術論集。
目次
1 渋沢龍彦とマニエリスム
2 加納光於あるいは色彩のプロブレマティック
3 草間弥生あるいは増殖の幻魔
4 リチャード・ダッド―狂気の妖精画家
5 フランク・ステラと絵画的知性の逆説
6 窓と女
7 仮面と肖像
8 寸断された身体
9 モダニズムへの視点―三つの言葉から
10 時間という物語―モダニズムとベルクソン哲学
11 ベルクソンの『モナ・リザ』
12 記述と価値―モダニズムの帰趨