出版社内容情報
ワーグナー研究の第一人者による最も正統的な評伝。今日までの主要なワーグナー文献を渉猟した上で、同時代人の証言や、妻コジマの日記、ワーグナー自身の手紙や手記などからその芸術世界の内面に光を当てる。読者の便宜をはかって、ワーグナーに関係する人物の訳注を適宜挿入した。
内容説明
大河小説的な流れに沿ってワーグナーの生涯の全容を描き出し、今日なお基本的文献として評価される大がかりな評伝。
目次
第1部 幼年時代と青年時代(1813‐1840年)
第2部 第一期創作時代(1841‐1848年)
第3部 革命家ワーグナー(1848‐1852年)
第4部 ニーベルングの指環(1)(1853‐1857年)
第5部 トリスタンとマイスタージンガー(1857‐1868年)
第6部 ニーベルングの指環(2)(1869‐1877年)
第7部 パルジファル(1877‐1883年)