出版社内容情報
シュヴァイツァーの演奏家としてのしなやかで精緻な、独創的なバッハ解釈と卓越した芸術観が語られる、バッハ評伝史上の画期的労作。バッハ芸術の本質と精神に迫ってゆく思索の広さと深さ、そして個々の楽曲のすみずみにまで及ぶ注意の鋭さと濃やかさにおいて他に類を見ない古典的名著。
内容説明
バッハの生涯の軌跡、その芸術の本質と精神を、卓越した芸術観をもって描きだす、バッハ評伝史上の画期的作品。
目次
バッハの芸術の根源
コラール歌詞の成立
コラール・メロディーの成立
礼拝におけるコラール
バッハにいたるコラール前奏曲
バッハにいたるカンタータと受難曲
汚アイゼナハからライプツィヒまで
ライプツィヒ時代のバッハ
容姿と気質と性格
音楽の旅、批評家と友人〔ほか〕