内容説明
昭和のはじめ、帝都東京の娯楽の中心地・浅草。キツネの妖怪・稲荷坂ギンコは、芝居小屋を救うため、幻の歌姫をもとめて上海へと渡るが―。劇団☆新感線の座付き作家による、痛快人情コメディ。
著者等紹介
中島かずき[ナカシマカズキ]
1959年、福岡県生まれ。立教大学卒。舞台の脚本を中心に活動。1985年4月、『炎のハイバーステップ』より座付き作家として劇団☆新感線に参加。以来、物語性を重視した脚本作りで、劇団公演三本柱のひとつ“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる時代活劇を中心としたシリーズを担当。『アテルイ』で、第四十七回岸田国士戯曲賞受賞
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