内容説明
「聖地を求めてさすらう巡礼者たち」に希望が託された、冒険ファンタジー。1989年初演の名作を大幅に改稿し、決定版として刊行。
著者等紹介
鴻上尚史[コウカミショウジ]
1958年生。早稲田大学法学部卒。劇作家・演出家。第三舞台主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまゆう
2
舞台『ピルグリム2019』の物販で購入しました。舞台では席の関係上、誰と誰が兼役なのかしっかりわからなかったのですが、こちらではこの役はこの人と兼役、と指定されていて、この人がここでこうやって出てくることにはこんな意味が……とか考えながら読むのが楽しかったです2019/12/27
山口透析鉄
0
この作品は新国立劇場で観ました。初演は第三舞台DVD-BOXで見ましたよ。 後々にも鴻上さんの劇団「虚構の劇団」でも再々演されてて、率直にいって、そちらの方が完成度は高いですね。 この作品も割と劇団みたいな集団というか、共同体がテーマの1つでもあるので、取り上げている題材は初演時よりアップデートされていましたが、私が見た範囲の鴻上作品では珍しく?もう一つでした。出演者は悪くはなかったので、手直し部分がイマイチだったんでしょうね。 そういう意味では、初演等の方が多分、見やすいです。