出版社内容情報
RSC史上最年少の23歳で『ヘンリー五世』を演じて一躍注目を集め、《オリヴィエの再来》とも評される、イギリス演劇・映画界の新鋭ブラナー。その後もルネサンス劇団を設立、映画界への進出と、常に新風を送ってきた彼が、孤軍奮闘する姿を、自らのキャリアのはじまりを見つめながら描く。
内容説明
オリヴィエの再来か、第二のオーソン・ウェルズか。演出家、映画監督、俳優、そのあらゆる才能が今、世界の注目を浴びる若き天才の自伝。
目次
家庭
仕事
冒険
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りこにゃん
1
何年も前読んだので記憶が曖昧。 再読したい本の一冊です。
penguin
0
図書館。ケネス・ブラナーに興味を抱いた勢いで読みましたが、生い立ちから始まり、RADA入学前後の若々し悩み、28歳当時の野心と野望をユーモアたっぷりに書いてる自伝。28歳で自伝のオファーがある時点でその才能とUK演劇界での存在感を推して知るべしって感じです。 文中に出てくる役者陣のきらびやかなこと! サー・デレクとデイム・ジュディが彼にとって崇拝し敬愛する対象であることがよくわかります(笑) UK演劇界の育成及び劇場運用・劇団運営などのシステムも薄っすら見えてくる面白さもあり。2017/12/16