指輪の文化史

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指輪の文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 206,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560028209
  • NDC分類 383.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

指輪をはめる習慣はいつ頃、どのような影響のもとに広まったのか。また、日本の風土のなかに指輪文化はあったのか。日本とヨーロッパの文化・風習を比較しながら指輪の歴史をたどる。

内容説明

日本に指輪をはめる習慣はあったのか。それはいつごろ歴史に登場したか―。日本とヨーロッパの歴史と文化を比較し、指輪誕生からの流れをたどる、小さな世界に秘められたユニークな文化史。

目次

序章 指輪文化の謎・空白の1100年
第1章 指輪ア・ラ・カルト
第2章 指輪のフォークロア
第3章 指輪と政治的・宗教的権威
第4章 指輪とシンボル
第5章 指輪と時代モード
第6章 指輪と誕生石
第7章 指輪物語
終章 ヨーロッパと日本の指輪文化の比較

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4
ヨーロッパにおける指輪の文化史。第一章と終章で行われる、日本ではなぜ指輪をはめる習慣が育たなかったのかという考察は面白かった。「指輪の文化が、民俗学、歴史学、社会学、図像学、文学など、多方面の領域にまたがっている」(あとがきから引用)。これを全部網羅せんという内容なのだが、気になる話題はどれも尺が短すぎて物足りない。この4倍はページ数が欲しかった。章立ても含め、やや整理不足に感じられた。図版は豊富で面白い物が多い。2012/06/07

うしうし

1
本書には筆者の該博な知識が遺憾なく披見されているのにもかかわらず、読友さん達の感想が芳しくない。ヨーロッパの風習を主な素材として検討されているので、文化史という名に彩られてはいるものの、何となく「内容が薄い」感じが否めないのである。指輪そのものをマニアックに検討された熱意が、本書からは感じられないのだろう。そのくせ、結婚や「性」にかかわる記述は意外なほど多く、筆者が記すことが事実ではあるのだろうが、男性研究者である知識人特有の性に関するやや片寄ったともいえる関心度も見え隠れする。2016/07/24

まさと

0
日本史における指輪の空白期についての考察は、まぁ、面白かったけど…。内容、薄いなぁ(´ε`;)…2012/11/19

yanapong

0
ヨーロッパで様々な使われ方をした指輪。権威、印章、護符、婚約・結婚など装飾以外の意味の方が多い。2010/08/04

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