内容説明
ペストが流行し、内乱が勃発した十七世紀英国、ウィリアム・ハーヴィーら医学界の権威に立ち向かい、ハーブの効能を庶民に伝えた在野の学者、その波瀾の生涯を描く。薬草療法を万人のものにした「ハーバリスト」の評伝。
目次
蓬菊
瑠璃萵苣
アンゼリカ
香草(バーム)
メランコリー薊
靫草
太陽の薔薇、または毛氈苔
ブリオニア、または野生葡萄
毒人参
バルカン金鳳花(痔の草(パイルワート))
山菠薐草(野生、悪臭あり)
苦蓬
著者等紹介
高儀進[タカギススム]
1935年生。早稲田大学大学院修士課程修了。翻訳家。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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