形象と時間―クロノポリスの美学

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形象と時間―クロノポリスの美学

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  • サイズ B6判/ページ数 246,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560018590
  • NDC分類 701.1

出版社内容情報

現代的〈時間〉の加速化現象を踏まえつつ、絵画、彫刻、建築、写真、文学、思想の広範な領域に、刻刻と変容する〈美的時間〉を把え直し、その新たな活性を試みた気鋭の書き下ろし論考。さまざまな素材に現われた〈形象〉の奥に、ありうべきクロノポリスへの展望を探る。

内容説明

美的経験の時間構造を様々な“かたち”の中に探る。現代社会における〈時間〉の加速化・断片化現象を踏まえつつ、古今東西の絵画・彫刻、建築、写真、文学、遊びのなかに豊饒なる〈時間〉を読みこむポリフォニックな新しい時間論。

目次

序論 表象としての時間
1. 負の時間
2. 骨董
3. 崩壊像
4. 廃墟
5. 崩壊の詩学―ポオ試論
6. 砂の城―〈遊び〉論の余白に
7. 記号の時間
8. 像の差異―影像・写真・絵画
9. 馬のエクリチュール
10. 瞬間の変容
11. 物語的時間の危機
結び 時間都市

感想・レビュー

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ありさと

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芸術、美において時間はどのように表れ、作用するのかを例とともに論ずる。『構造と解釈』の姉妹篇。2019/04/27

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