ミラボー橋の下をセーヌが流れ―フランス詩への招待 (新版)

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ミラボー橋の下をセーヌが流れ―フランス詩への招待 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560003138
  • NDC分類 951
  • Cコード C0098

出版社内容情報

 詩とはまず何よりも先に、楽しむべきもの――C.D. ルイス。ラ・フォンテーヌからサルトルのシャンソン歌詞まで、あくまでもそらんじて楽しむ41篇。短く平易、しかし人生をちくりと刺すエスプリあふれる好篇ぞろい。原詩と訳、語注、エピソードを盛った解説で構成。俳優吹込みの別売カセットあり。

内容説明

詩とはまず、なによりも先に、楽しむべきもの。人生をエスプリで詠いあげた愛唱詩41編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

327
タイトルがいい。もちろん、アポリネールの名高い詩の冒頭の一節である。"Sous le pont Mirabeau coule la Seine…"ーローランサンとの恋を失った詩なのだが、言葉の響きとセーヌがともにイメージを増幅し、哀切ながらも幸福感にも似た感覚に包まれる。本書は17世紀のラ・フォンテーヌからサルトルまで28人の詩を原文と対訳で紹介する。ボードレールにヴェルレーヌにランボーもとフランス詩の世界はさすがに華やかだ。シャンソン「枯葉」の軽やかなプレヴェールも捨てがたい魅力を振りまく。2022/12/03

燃えつきた棒

41
【音によって詩を楽しんでもらうこと】を意図して、カセットCD付きで出版された本。図書館本なので、カセットは付いていない。 収録されている詩は、ボードレール、ヴェルレーヌ、ランボー、アポリネール、エリュアール、プレヴェール、サルトルなど41篇。 もちろん、学生時代に勉強しなかった僕には、原語の部分は猫に小判だ。 この辺りが半可通の哀しさ。/ ヴェルレーヌ「秋の歌」は、前にも書いたが、やっぱり上田敏訳の方が僕は好きだ。/2023/01/30

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