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内容説明
本書の企画は、シミュレーションに品質工学を適用して、いわゆる実物を設計しない試作レスによる最適化の成書化から始まった。しかし、品質工学の創始者である田口玄一博士は、範囲を拡張してコンピュータによる情報システムの設計へ品質工学を活用することとした。そのために、シミュレーションだけでなく、パターン情報のためのいわゆるMTシステムの最近の進展までも紹介することになった。MTシステムは田口博士が21世紀のパターン認識技術と主張されるように、著しく変化発展している。
目次
R&Dにおける研究開発期間の短縮―試作レス、テストレスへ
シミュレーションによるロバスト設計
シミュレーションによる機能設計の方法
シミュレーションによる機能性の設計―様々な問題
多次元情報システムの設計
ソフト製品の品質テスト
シミュレーションによるパラメータ設計の変遷
シャフト・スプライン歯形設計の最適化
撮りっきりカメラシャッター機構安定性の設計
テストピース/コンピュータシミュレーションを使った研究の再現性向上―技術研究の問題点〔ほか〕
著者等紹介
田口玄一[タグチゲンイチ]
財団法人日本規格協会
矢野宏[ヤノヒロシ]
財団法人日本規格協会
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。