出版社内容情報
稲だけでなく多くの生き物の命を育む田んぼ、里山、小川、ため池など田んぼ環境にを触れて感じて育てて考え合う「田んぼの学校」のテキスト。体験学習や総合的学習に携わる小中学校の先生や百姓先生に必携の指南書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
motoryou
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田んぼという場の捉え直し。捉え直し、というよりもそもそもに戻る、そんなことを学びました。田んぼはお米の生産の場ではなく、めぐみを生み出す場。そこでお百姓さんという人が、毎日の仕事の中であらゆるものやことをつなぎ続けているからこそのめぐみ。もちろん、人の力だけではなく自然の大きなつながりの中で。だから「めぐみ」。おかげさまで、ということなんだなあ。あらゆるものやことへの感謝と敬意。目に見えることも見えにくいものも、そこに浸り感じ、興味を持って見続けること、無理に変えようとせず、力を借りる。あぁ、と思う。2021/08/01
なつき
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虫捕りはいつもしていたけど、この本には、知らないことがたくさん書かれていた。おもりを使ってトンボを取る方法を来年の夏にやってみようと思う。。オオバコがたくさん生えている畦はいいお百姓の畦と書いてあったので、今度田んぼの畦道を散歩しながら、オオバコを見つけてみたい。2015/01/18