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日本料理とは何か―和食文化の源流と展開

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  • サイズ A5判/ページ数 606p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540142550
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0039

内容説明

刺身、すし、てんぷら、出汁、雑煮、おせちなど、世界が注目する「日本料理」形成の謎に迫る。縄文から現代まで、料理から調理法・調味料・食器具・食習慣まで、壮大なスケールでたどる「和食文化史」。

目次

第1部 日本食文化の基層と源流―モンスーンアジアに位置する日本列島(日本の風土と基層としての発生期の日本食;お米はこうして日本の常食(主食)になった―日本型食生活の夜明け
源流としての中国に学んだもの)
第2部 日本料理の成立と展開―受容と改創のシンフォニー(万葉歌が語る奈良時代の食;中国伝来の調菜文化が起こした第二次日本食文化大革命;うまみの文化を決定づけた出汁の文化;京都料理とは何か―日本料理の重鎮として;江戸庶民の食事情;漁場から始まる日本の刺身文化;改創の極みとしてのすし文化;てんぷら(天麩羅)の謎を解く)
第3部 年中行事で花開く日本料理―正月を中心に(雑煮を祝う;おせちと七草粥)

著者等紹介

奥村彪生[オクムラアヤオ]
日本で唯一の伝承料理研究家。飛鳥万葉時代から江戸、明治、大正ならびに昭和の戦後まで、全国のお雑煮や、まんが「サザエさん」などの様々な料理を文献記録に基づいて再現、展示会を開催。現在も御食国若狭おばま食文化館(福井県)で順次展示されている。世界の民族の伝統料理にも詳しい。2009年、めんの研究で学術博士(美作大学・大学院)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

16
無形文化遺産としてユネスコに登録された和食を、膨大な資料を紐解きながら、その源流から分析する。作者は、自ら過去の料理を再現する料理人。源流は中国にあると認めつつ、日本の風土と水と日本人の知恵が、日本料理を創り上げてきた。柔軟な思考を持ちつつも、伝統が失われゆく現状を憂えている。読み応えある一冊でした。2016/10/05

takao

2
ふむ2023/07/20

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