異常な契約―TPPの仮面を剥ぐ

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異常な契約―TPPの仮面を剥ぐ

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  • サイズ A5判/ページ数 314p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540103087
  • NDC分類 678.3
  • Cコード C0061

内容説明

「規制改革」の結果、人びとの暮らしがむしろ悪化した、とする批判がニュージーランド国内で少なくなかった。が、かつて我が国でニュージーランドの改革を宣伝した人びとは、こうした問題点には口をつぐんでいる。本書では、社会学や経済学の立場から、重要な政策を自国で決定できなくなることがもたらす危険を警告している。

目次

ニュージーランドにとっての政治的示唆
オーストラリアにおけるTPPを巡る政治状況
米国の政治とTPP
TPPと先住民族―ラテンアメリカの教訓
TPPと安全保障
オーストラリア‐米国FTAから学ぶべきこと
TPP・アグリビジネス・農村生活
TPPと動植物検疫・食品安全問題
炭素の国境調整措置と気候変動政策
公衆衛生および医薬品に関する政策
ニュージーランドおよびTPPにおける知的所有権
文化と情報
政府調達と労働問題
国際資本と投資
サービスの貿易
TPPと金融部門の規約緩和

著者等紹介

ケルシー,ジェーン[ケルシー,ジェーン][Kelsey,Jane]
University of Auckland School of Lawの教授、法律・政治および国際的経済規制が専門。研究は新自由主義とグローバル化との関係を対象としており、とくにサービス貿易協定に着目している。アジア、南太平洋、その他世界の多くのNGO、労働組合および社会正義ネットワークの活動に関与している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

2
NGOの学習会でかなり日本社会にTPPがもたらそうとしている弊害が分ってきつつある。野田総理はここにきてアメリカの外圧に屈しようとしているのが残念でならない。TPPの淵源は1989年のAPECイニシアティブに遡及できるという(15ページ上段)。アメリカが入っていないP4からスタートしたTPPであり、途中からアメリカが介入してきたのだ。各章の注が存在しないようだが、どこにあるのか? おそらく出版社の都合で注を付けるとさらに分厚くなるので割愛したのだろう。しかし、読者からすれば参照したい注もあるので、残念。2012/11/12

偽教授

1
要するに強者がもっと強者に、強国がもっと強国になるための手段としてTPPというものが利用されようとしているということ。これは、本当に危険だ。なぜなら強者の自由を保障するものだからだ2012/01/07

くりちゃん(有給を望んじゃいかんのか?)

1
TPP反対ブームの時に読んだが、正直この本を読んだから日本のTPP反対という意見に直結する結果にはならない。反対派の人だけでなく中立派の人の意見も書いてあるので、そういった意味ではTPPの大まかな説明と考えて読むべきだろう。しかし、そうだとするとあまりに内容が難しい気がするので別の本をおすすめする。

ぼーくー

0
☆☆☆2012/03/02

coolflat

0
反TPPの集大成。TPPを知る上で必ず抑えておかなければいけない。ただし注意が必要。これを読むとTPPがアメリカのための、実質的に関税自主権を破壊する不平等条約に思えて仕方ならなくなる。それが本質だと言われてしまえばおしまいなのだが…。この論ならばもしアメリカとの二国間協定であるなら地獄である。このご時勢、世界中で自由経済の波は止まることはもはやない。米国とだけ結ぶないわけにはいかない。必ずどこかで結ぶ時が来る。この本は警告である。警告を真摯に受け止めよりダメージを少なくしていくしか道はないのかなと思う。2013/05/02

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