内容説明
子どもの目線でつくる生活環境。子どもにとって優しい環境は障害者や高齢者にも優しい環境。子どもの目線を借りて、まちづくり、学びの環境、癒しの環境という三つの生活空間を見直しリニューアルする試み。
目次
1章 子どもとまちづくり―ワークショップの可能性(実寸と縮尺をつなぐ体験;参画のはしごを登る;夢を形にする住宅づくり ほか)
2章 子どもと学びの環境―欧米の学校建築に学ぶ(建築に込められたメッセージ;安心感のあるスモールスペース;自ら学ぶ環境 ほか)
3章 子どもと癒しの環境―空間のホスピタリティ(まちの縁側「クニハウス」;多様性を認める社会;養護学校を変える力 ほか)
著者等紹介
鈴木賢一[スズキケンイチ]
名古屋市立大学大学院芸術工学研究科教授。専門は建築計画、子どもの生活環境デザイン。1957年愛知県生まれ。1981年名古屋大学工学部建築学科卒、1986年同大学院博士後期課程満了、工学博士、一級建築士。子ども建築研究会代表。NPO揚輝荘の会理事長、NPO子ども健康フォーラム理事、NPOなごやおやこセンター理事、NPOあいち子どもNPOセンター理事。各地の学校建築計画、病院の環境デザイン、子どものための建築ワークショップをフィールドにして、子どもの学習・療養・遊びを支援する生活環境デザインの調査研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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