内容説明
刑事裁判の有罪率はなぜ99.9%なのか。無実でも簡単に有罪判決を受ける裁判の異常な実態を白日の下にさらし、「密室裁判」を告発する。
目次
第1章 公開裁判の建前
第2章 「密室裁判」という現実
第3章 「例外」が「原則」になる逆転のカラクリ
第4章 「密室裁判」の弊害
第5章 検察官は闇の仕置人 裁判官は張り子の虎
第6章 真の公開裁判を実現するために
著者等紹介
井上薫[イノウエカオル]
1954年東京生まれ。東京大学理学部化学科卒、同修士課程修了。民間の研究所に就職後、独学で司法試験に合格。86年判事補、96年判事任官。2006年退官し、07年弁護士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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