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日文新書
もしも起訴されたら99.9%有罪になる―無実でも有罪になる「密室裁判」というシステム

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784537258424
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0232

内容説明

刑事裁判の有罪率はなぜ99.9%なのか。無実でも簡単に有罪判決を受ける裁判の異常な実態を白日の下にさらし、「密室裁判」を告発する。

目次

第1章 公開裁判の建前
第2章 「密室裁判」という現実
第3章 「例外」が「原則」になる逆転のカラクリ
第4章 「密室裁判」の弊害
第5章 検察官は闇の仕置人 裁判官は張り子の虎
第6章 真の公開裁判を実現するために

著者等紹介

井上薫[イノウエカオル]
1954年東京生まれ。東京大学理学部化学科卒、同修士課程修了。民間の研究所に就職後、独学で司法試験に合格。86年判事補、96年判事任官。2006年退官し、07年弁護士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naota_t

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題名から「起訴便宜主義」のことでしょ、、、と思っていたけれど、ことは浅薄ではなく、判事・弁護士を経験した著者が声高に主張したいのは、慣例にもなっている「調書至上主義」についてである。 起訴さえされれば、ほとんどは調書の筋書き通り、求刑の8割で結論付く戦後60年間綴られてきた慣習を打破するのは難しいが、著者のように一石(どころか何石も)を投じることに大きな意味はあると思う。 2012/07/17

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