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日文新書
サッカー代理人―世界を飛ぶ移籍交渉の舞台裏

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784537258264
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0295

内容説明

「サッカー代理人」とはいかなる仕事なのか。選手たちのどこを見て、どのように売り込み、また、どのように交渉をまとめ上げていくのだろうか。数々の海外移籍を実現してきた著者が、「サッカー代理人」のすべてを語る。

目次

はじめに 虚像が先行する「代理人」という仕事
第1章 代理人だけが知っている交渉の舞台裏(タイミング次第で一変する移籍交渉;急転直下、長友インテル移籍の真相 ほか)
第2章 代理人がみた世界で通用する選手とは(プロで伸びる選手を見極めるポイント;フィジカルとメンタルで優れた者がプロで伸びる ほか)
第3章 ワールドサッカーの真実、日本サッカーの未来(世界最高峰スペインサッカーの危機が始まっている;北と南の二極化が進むヨーロッパサッカー事情 ほか)
第4章 サッカー代理人という仕事(FIFA公認代理人の資格とは;所属選手の全試合をチェックする本当の理由 ほか)

著者等紹介

ロベルト佃[ロベルトツクダ]
株式会社スポーツコンサルティングジャパン代表取締役。FIFA(国際サッカー連盟)公認代理人。アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれの日系3世。15歳から、大手企業の世界会議などで日本語‐スペイン語の同時通訳として活躍。6カ国語に堪能。1995年2月にマリノスの通訳に就任。01年に西塚定人氏とともに株式会社スポーツコンサルティングジャパンを設立。中村俊輔、長谷部誠、長友佑都、岡崎慎司、阿部勇樹など、日本を代表する多くの選手たちの代理人を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だいだい(橙)

26
サッカー代理人のロベルトさんはアルゼンチン育ちの日系三世。15歳から通訳として働いてきた彼が日本人のもと同僚と代理人の会社を立ち上げ、最初は借金を抱えながら日本人サッカー選手を海外に売り込む。欠点を直すこと、無難にまとめることよりストロングポイントを売り込めという彼のメッセージは説得力あり。交渉のためには最低三時間前に起きて準備する、相手のニーズを知る、という仕事上の話は代理人だけに限らず全てのプロに当てはまる基本として、読む価値あり。個人は誉めるが日本の良くないところにはきっちり詰めてくる、いいなあ。2016/08/16

Homo Rudolfensis

22
☆3.9 長友のインテルや長谷部のヴォルフスブルク移籍の裏話など語られてます。個人的には、今夏の鎌田の移籍の裏話もいつか語ってほしいです。ミラン、ドルトムント、シティ、アトレティコ、ローマ、ナポリ、ユナイテッド…等々、当時はログインボーナス感覚で毎日出てくる移籍先の名前に楽しませてもらったので。2023/09/24

寝落ち6段

8
知られざる裏方の世界。電撃移籍!、〇年契約!、契約金〇億円!という言葉が躍るサッカーの裏側。スター選手は、当然注目の的。「やっぱりすごい選手なんだ」と思う。専らそれは選手個人の才覚もあるが、代理人がいてこその話。有名な選手の代理人をしている著者のエピソードや考えを述べている。エピソードもさることながら、「人」を大切にするという軸を決して揺るがしてはならないという思いを犇々と感じ、大変好感が持てる。2019/12/07

ふろんた

8
サッカー代理人という言葉はよく聞くけど、実際どんなことをやっているの?ということを解説しています。詳細は企業秘密なのかごくさわりの部分だけですが…。2014/01/27

Barbierock1

5
サッカー界におけるエージェントというものが、どんなものなのかがよくわかった。文化の違いや交渉術の点が特に面白く感じた。選手を見る目も当然重要になってくるが、メンタルの強さという点で、チームのために頑張れるかどうかを見るというところが興味深い。独りよがりの選手は、あきらめるのも早いということだ。ナルホド!と思った。2014/02/28

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