内容説明
アメリカ発の金融恐慌で、国家は暴走し、世界は新統制経済体制に突入する!世界帝国アメリカの凋落と勃興するロシア―。ドル亡き後の世界で、国家、そして民族は、どのように変貌するのか?今、明かされる政治、経済、金融、外交、民族思想、宗教の真実。言論界の両雄が語りつくす衝撃の対論本。
目次
序章 アメリカ大統領選に隠された真実―ユダヤ・ロビーを無視して国際情勢は認識できない
第1章 アメリカ・ドル覇権の崩壊で「恐慌化」する世界―1929年の「世界大恐慌」を凌ぐアメリカ発の金融危機の正体
第2章 秘密結社の実像 西欧を動かす民族思想と宗教―キリスト教に反旗を翻した集団の思想的系譜
第3章 ロシアの野望と裏で操る2大勢力―実力者プーチンとユダヤ・ロビー、アルメニア・ロビーの暗躍
第4章 グルジアで発火したロシアとアメリカの「熱き戦争」―第三次世界大戦への発火点となるか?グルジア軍事衝突の実像
第5章 劣化し、暴走を始めた日本の行方―アメリカと官僚に乗っ取られた日本国は「新統制経済国家」へと転落する
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家・常葉学園大学教授。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、代々木ゼミナール講師を経て現職。副島国家戦略研究所主宰。政治思想、金融・経済、歴史、社会時事評論などさまざまな分野で真実を暴く。「日本属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続けている。タブーを恐れない歯に衣着せぬ発言に、カリスマ的な人気を誇る
佐藤優[サトウマサル]
作家・起訴休職外務事務官。1960年、東京都生まれ。同志社大学神学部卒業。同大学大学院神学研究科修了後、1985年に外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館勤務を経て、1995年より、外務本省国際情報局分析第一課で主任分析官を務める。インテリジェンスのエキスパートとして対ロシア外交の最前線で活躍、「外務省のラスプーチン」の異名をとる。2002年、背任と偽計業務妨害容疑の「国策捜査」で逮捕され、512日間勾留。2005年2月、東京地裁で執行猶予付きの有罪判決を言い渡され控訴したが、2007年1月、東京高裁で控訴棄却。現在、最高裁に上告中。外交官としての経験と圧倒的な知識を活かし、雑誌・新聞などに多数の連載を持つなど、言論界の雄として多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りり
芸術家くーまん843
KASAO
河合晋輔
叛逆のくりぃむ