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学校で教えない教科書
面白いほどよくわかるフロイトの精神分析―思想界の巨人が遺した20世紀最大の「難解な理論」がスラスラ頭に入る

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784537253467
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0011

目次

第1章 精神分析が確立されるまで
第2章 フロイトとはどのような人物か
第3章 無意識という概念とは
第4章 夢と無意識の関係
第5章 精神分析と神経症論の確立
第6章 人間の性と精神の関係
第7章 リビード理論と人の心
第8章 精神分析の応用範囲
第9章 精神分析の展開
第10章 精神分析の今後

著者等紹介

立木康介[ツイキコウスケ]
1968年生まれ。神奈川県出身。京都大学文学部哲学科卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。現在、同研究科助手。精神分析学博士(パリ第8大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

またの名

10
性的倒錯の一つとして幼児を対象にするペドの図に描かれてる少女が別頁の女児の成長過程を示す図の子と同一人物で、なんか漂う危険な香り。自我とエスの構造を上手く伝える豊富なイラストに支えられ、個々人が持つイメージや記憶は皆別々と考えたので棒=性器とかコウモリ=不吉といった辞書的な夢占いとは何も関係がないフロイトの全体像を、これ以上は無理なほど平易かつ丁寧に解説した信頼できる著者の本。全てを性に結びつけたと言われるがむしろ如何に人間は性を通して結ばれるのが不可能か示したと語り、ラカン派らしい実は初級以上の説明も。2019/11/17

ころこ

9
ラカン研究者の著者の手による本書は、内容はしっかりしているだけでなく、読み易いというのが特徴でしょう。文章が分かり易いのはもちろんですが、見開きの左側が図や絵による説明になっているのと、せいぜい4ページごとに単元分けされている呼吸の短い文章の構成は、読み慣れていない読者にお勧めです。言うまでも無く、精神分析の今日的意義は、作家の意図を超えた意味や価値を言い当てる批評性にあります。2017/10/20

ステビア

9
可もなく不可もなく。どちらかといえば不可に近い。2016/06/18

mstr_kk

4
斜め読みです。このようなシリーズにしては内容が豊富で、時間をじっくり取って読めたらと思いました。せっかくなら、もう少し図解を増やしてわかりやすくしてくれたら、よりよかったのですが……。2016/03/29

LM

3
【通読】フロイトの精神分析の入門書として読んだが、読みやすかった。内容について評価を下すことはできないが、第10章のColumnで認知行動療法におけるプラグマティックな人間観を目の敵にしていて、やはり精神分析の擁護者はそう言うのかと納得してしまった。2021/03/27

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