内容説明
言い分をのませる、相手を論破する、しっぽをつかませない、相手を意のままに動かす、自分をアピールする。これらの会話術を駆使すれば、ビジネスで、日常生活で、あなたも一目おかれる存在に！相手に「手ごわい」と思わせるちょっとしたテクニックから高等戦術まで、議論・交渉に打ち勝つ鉄壁のノウハウを満載した知的エンターテインメント会話術。
目次
第１章 会話術は簡単に覚えられる
第２章 付き合いを楽しくする会話術
第３章 言い分をのませる会話術
第４章 相手に論破されない会話術
第５章 しっぽをつかませない逃げの会話術
第６章 相手を意のままに動かす会話術
第７章 自分をアピールする会話術
著者等紹介
清水勤［シミズツトム］
昭和１０年生まれ。東京大学（心理学）卒業後、東芝入社。総合企画部担当課長、人材開発部部長を歴任後、退職。職業能力開発総合大学校教授に就任。平成１３年退任後、ＨＲＤリサーチを設立しコンサルタントとして活躍中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ｂ.Ｊ.
5
●細かいことを突いてきたら ：ロシア式交渉術のなかに入っている。大筋で合意が出来たので安心していると、交渉期限ぎりぎりになって細かいことを根掘り葉掘り、つつき回すのだ。それでうんざりしたところで、大筋についての改訂を求めてくる。弱気になっているから、仕方がないと受け入れてしまう、という筋書きである。▼それに対抗するには、重要な部分でなければ、「今はまず全体としてよいかどうか議論してほしい」と言い返す。場合によっては「それは本筋とは直接関係がない」と、突っぱねるぐらいでよい。」・・・本文より 2020/02/25
yk
4
タイトルはちょっとアレだが面白かった。相手に応じた受け方が一番大切だと思った。これができていない人と話すと疲れるし意味のない会話になる。世界は常に正論で動いているわけではない。ユーモアをまじえる会話はいいのだが相手にあるレベルを求めるため往々にして伝わらない。少々やっかいなのが女の人に多いと書いてあったすり替えの論理だ。本人はそのつもりはないのかもだが論点をずらされる。これをやられると論点がずれている説明が必要なため大変。最後にトボケ術の「しかたかもしれないし、しなかったかもしれない」というのは村上春樹。2016/06/18
ハーブ
0
ささっと これからの人に2016/09/12
がぼ
0
題名の通りの内容で、様々なパターン毎にカテゴリー分けして 戦術というか議論の種類を解説する。 ジョークや思考の一部に古臭さを感じたものの、 会話に対して苦手意識を持っていた自分にとっては参考になる部分が多かった。2010/09/03
