日文新書<br> 戦国武将 勝ち残りの戦略―状況を読みいかに闘うか

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戦国武将 勝ち残りの戦略―状況を読みいかに闘うか

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784537250572
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0221

内容説明

戦国武将20人の敵に勝つための戦略。苛烈な戦いと絶体絶命の危機を切り抜け独自のアイデアと確固たる信念により、乱世を勝ち残った戦国武将の戦略を探る。生存競争の極限を切り抜けた彼らは、超人的な智力や行動力を備えているかにみえるが、決してそうではなく、われわれと同じ次元の人間であり、彼らは読者諸兄のそばにいる。

目次

織田信長の『心理掌握』戦法―天下布武への巧みな人づかい
豊臣秀吉の『人気取り戦法』―実務と人情の見事な使い分け
徳川家康の『忍』戦法―織田と今川の両人質を耐え抜く
北条早雲の『剛柔』戦法―長命で戦国武将を先駆ける
斎藤道三の『蝮』戦法―一匹狼で一国の大守にのし上がる
毛利元就の『三矢』戦法―中国地方の覇王の思い
武田信玄の『石垣』戦法―風林火山は人材活用にも謀通ず
上杉謙信の『筋目』戦法―欲より義で信頼をかち得る
明智光秀の『大黒』戦法―福の神をあえて投げ捨てた闘志
前田利家の『お灸』戦法―たけだけしさ一本槍からの転換
島津義弘の『前退』戦法―世界戦史に例のない敵陣への退却
長宗我部元親の『鯨丸』戦法―成功のカギは百姓たちの強い支持
山内一豊の『おしどり』戦法―成功の秘訣は女性の力の充分な活用
真田昌幸の『分身』戦法―大動乱を大胆不敵に利用して独立へ
黒田如水の『片下駄』戦法―希代の軍師は処世術も達人
山中鹿之助の『七八』戦法―七転八倒する不屈の精神
石田三成の『お茶汲み』戦法―仕事への熱意が生む十全な目配り
加藤清正の『虎狩り』戦法―ハングリーさが生む断固たる行動
細川忠興の『精算』戦法―周囲の人間を徹頭徹尾利用する
伊達政宗の『隻眼』戦法―混迷の乱世下での的確な状況判断

著者等紹介

風巻絃一[カザマキゲンイチ]
大正13年、東京生まれ。法政大学在学中学徒応召、海軍予備士官として出陣。復員後、新聞、雑誌記者などを経て、文筆生活に入る。とくに歴史物を中心に執筆活動を行なう
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