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学校で教えない教科書
面白いほどよくわかる太平洋戦争―日本の運命を決めた「真珠湾」からの激闘のすべて

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784537250015
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

内容説明

ほんの少数の例外を除いて、国民が火の玉となって燃え上がり、追いつめられた最後の段階では天皇と三種の神器さえ残ればよいではないかと、ギリギリの線まで戦い抜こうとした太平洋戦争とは、いったいどんな戦争だったのだろう。

目次

序章 太平洋戦争はなぜ起きたのか
第1章 日本の快進撃で始まった太平洋戦争
第2章 悪化する戦局と南海の死闘
第3章 崩れ去った絶対国防圏と日本の敗戦
第4章 検証・なぜ日本は負けたのか
第5章 日米の兵器比較にみる戦争哲学の違い
第6章 戦後処理と日本の独立
付録 主要将官人名事典

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

12
類書の多い太平洋戦争研究会の著作の中でも、兵器や戦術まで含めて基礎的なポイントを分かりやすく解説することに特化した本として、多少古い点はあれど入門書として第一に進めることができる。笑い事ではないが、途中何度か出る辻政信と牟田口廉也の無能というか異常者っぷりが入門書なのに濃厚に発揮されていて笑ってしまう。後半は風船爆弾や水陸両用戦車といった珍兵器、試作機だけ作られたジェット戦闘機など雑学的な面白さもある。特にこれというポイントがあるわけではないが、洩れがなく秀逸な本だ2014/05/05

inotaka

10
忘れないようにしなくちゃ!2015/08/13

くろまによん

5
どうして負けたのか、その理解の一助になる。やはり政治体制の問題だと思う。誰か一人リーダーシップを発揮できる体制であれば、もっと早くに戦争終結ができたんじゃないか。国民が軍を後押ししすぎた。 思ったけど、東京裁判の戦犯指定って、「国民は彼らに支配されていた」「悪いのは戦犯」みたいな国民の責任逃れのロジックに使われてるんじゃないかね。世論は、温度差はあれ、戦争を望んでいたはず。東北の惨状、ブロック化して行き詰る経済を打開するには戦争しかなかった。戦犯だけのせいじゃない。米も大不況のせいで戦争してるわけだし。2018/06/19

cbr600fsdks

3
右にも左にもバイアスがなく、中立的に書かれた良書だと思う。この本でひととおりの流れをつかんだあと、他の本で自分の興味のある部分を掘り下げていく、という使い方が良いのでは。2013/05/19

かえるー@いくさ人

2
位置付けとしては入門書なのだけれど、図版を多用していて理解を助けています。また偏った描写じゃない点に好感が持てます。戦後の様相もページを割いています。「何故日本は負けたのか」を知りたい方にお勧めしたい良書です。2014/09/17

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