出版社内容情報
統合失調症の病名変更、日本初のACTの実現など、半世紀にわたる改革の実践と思想、そして、最新の薬の知見とそのマーケティング戦略の内実について痛烈かつ、赤裸々に語り尽くす!
目次
第1部 精神医学の思想(抗精神病薬の神話2022―あるべき薬物療法の姿を求めて;抗精神病薬の神話2022 補論1―第二世代抗精神病薬とアカシジア;抗精神病薬の神話2022 補論2―薬物療法と製薬資本‐私たちは健全な二重見当識をもとう ほか)
第2部 こころ・からだ・社会の対話(共生の時代へ;小さきものの声―3・11後の社会;認知症・精神医療・社会 ほか)
第3部 彼方の実践へ(「成長」の終わりと「人格」の消滅;統合失調症の約束の地、治療課題としての「治療の終焉」;アウトリーチ、日々是好日―微笑む宇宙人、救われる地球人 ほか)
著者等紹介
高木俊介[タカギシュンスケ]
1957年広島県因島で生まれ、鳥取(幼児期)、岡山(学童期)で育つ。2004年たかぎクリニックを開設し、包括型地域生活支援プログラム(ACT)を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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