躁うつ病はここまでわかった

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535982734
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3047

内容説明

患者・家族のための、治療と研究の最前線!どこからどこまでが躁うつ病なのか、その原因はなにか、治療の実際は…躁うつ病の現在を、第一線の精神科医がわかりやすく解説する。

目次

躁うつ病の症状と診断
躁うつ病の薬物療法
躁うつ病の心理社会的治療
躁うつ病治療の実際
躁うつ病の原因はどこまでわかったか
躁うつ病体験記―患者の立場から
躁うつ病Q&A

著者等紹介

加藤忠史[カトウタダフミ]
1963年、東京生まれ。1988年、東京大学医学部卒業。滋賀医科大学精神医学講座助手、東京大学医学部附属病院講師を経て、現在、理化学研究所脳科学総合研究センター老化・精神疾患研究グループ・グループディレクター、精神疾患研究チーム・チームリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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がぁ

2
いい本だと思う。ただ完治が難しいということも同時にわかってしまう。性格的なものなのか病気のせいなのか悩む患者にとっては、救いもある。2012/07/25

駄目男

1
病気というのは自らが経験したことに関しては実体験だけに書かれている内容や症状も多少理解できるが、躁鬱に関して門外漢の私は読んで解ったのかと言えば、その半分も理解出来なかったというのが正直なところだと思う。 症状や症例、発症のメカニズム、または何れの薬も帯に短し襷に長しという印象を受けたがどうだろう。 2013/10/21

大熊真春(OKUMA Masaharu)

0
これは一般向けに書かれたもののはずだが、個々の薬についての瑣末な知識というか情報が多くてげんなりする。 ようは「リーマス」が一番大事な薬で、医師は他の薬で調整をしているってことがわかればいいんじゃない? 完璧な薬なんかなくて、副作用との兼ね合いになる。副作用をいやがって飲まなければ激しい症状に苦しみ、社会的信用もなくす。副作用も困れば他の薬が使うことができるかもしれない。 一部に、自分で薬を(医師に無断で)調整することを勧めるような記述がある。これをいいように解釈しちゃう人は多そうに思うがどうか。 2013/09/03

kinoko_kinako

0
うつ病とは違った病気なんだ2010/07/17

kuni3

0
私も始め、幾人かの先生にうつ病と診断され、軽躁状態を訴えても「躁うつ病の人は躁になると人に迷惑をかけるような行動をするんですよ」と、取り合ってもらえませんでした。今の病院でようやくリーマス、デパケンを処方されるようになり、ようやく少しずつ躁鬱の振幅が小さくなってきたようです。2008/09/03

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