わが国の精神科医療を考える

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  • サイズ A5判/ページ数 292p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535981904
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 20世紀の100年間は、現代の精神医学が誕生し、発展した100年であり、日本に本格的に精神医学が導入された100年でもあった。日本の精神科医療の歴史や特徴、司法鑑定のあり方までを概観する論文集。    

《目次》
1・わが国の精神科医療
精神保健福祉法の成立とその意義
東京都の精神医療保健 ほか
2・精神医学・医療の回顧
日本における精神病院の歴史
精神医学にとっての20世紀
3・精神鑑定と司法精神医学 ほか
精神鑑定と裁判判断
司法精神医学をめぐる問題―特にうつ病の責任能力をめぐって ほか
4・こころの科学歳時記
発想の転換を
心の健康づくり運動 ほか

内容説明

平成六年(一九九四)一〇月に東京都立松沢病院の院長となり、平成一三年(二〇〇一)三月に退職した著者が、在職中の六年半の間に執筆した論稿のアンソロジー。わが国、あるいは東京都全体の精神科医療全体を巨視的に見ての発言、回顧と展望の論文、司法精神医学に関する論稿などを収録している。

目次

1 わが国の精神科医療(精神保健福祉法の成立とその意義;東京都の精神医療保健 ほか)
2 精神医学・医療の回顧(日本における精神病院の歴史;精神医学にとっての二〇世紀 ほか)
3 精神鑑定と司法精神医学(精神鑑定と裁判判断;司法精神医学をめぐる問題―特にうつ病の責任能力をめぐって ほか)
4 こころの科学歳時記(発想の転換を;心の健康づくり運動 ほか)

著者等紹介

風祭元[カザマツリハジメ]
1934年、東京生まれ。茨城県水戸で育つ。1958年、東京大学医学部卒業。インターンを経て、1959年、東京大学医学部精神医学教室入局。1963年、医学博士。関東中央病院、東大病院、東大保健管理センター等に勤務。1970年、米国タフツ医科大学精神科に留学。1972年、帝京大学医学部精神医学教授。1987年、帝京大学医学部附属病院副院長。1994~2001年、東京都立松沢病院長
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