内容説明
この本は、親がワクチンに対してもつ疑問に答えることを目的としています。私たちは、ワクチンが何でできているのか、どのようにつくられているのか、どのように効くのか、そしてワクチン接種にともなうリスクは何かを説明します。
目次
第1章 ワクチンとはどんなものでしょうか(ワクチンはまだ必要なのでしょうか;ワクチンはどのように効くのでしょうか ほか)
第2章 すべての子どもたちのためのワクチン(子どもたちはいつワクチンを接種するのでしょうか;DTaP(ジフテリア・破傷風・無菌体百日咳ワクチン) ほか)
第3章 特別な環境にある子どもたちのためのワクチン(狂犬病;インフルエンザ ほか)
第4章 海外旅行に行く子どもたちのためのワクチン(旅行者のためのワクチンに関する情報源;A型肝炎 ほか)
第5章 将来の子どもたちのためのワクチン(混合ワクチン;RSウイルス(ウイルス肺炎ワクチン) ほか)
著者等紹介
オフィット,ポール・A.[オフィット,ポールA.][Offit,Paul A.]
フィラデルフィア小児病院の感染科科長、およびペンシルバニア大学医学部ヘンレ(Henle)記念免疫感染症科教授。J・エドムンド・ブラッドリー賞小児科優秀賞、ワクチン開発青年研究家賞、ペンシルバニア大学研究基金賞を含め数々の賞を受賞。感染症とウイルス学で国際的に著名な研究者
ベル,ルイス・M.[ベル,ルイスM.][Bell,Louis M.]
フィラデルフィア小児病院の感染科および緊急医療科医、ペンシルバニア大学医学部小児科準教授。アメリカ合衆国厚生省によって幼児の早期予防接種に関する業績を賞され、ペンシルバニア大学医学部により優秀臨床講義講師として賞されるなど、数々の賞を受賞。疾病防疫センターより就学前幼児の予防接種増加のための助成金を受け、同時に西フィラデルフィア予防接種プロジェクトの共同責任者をつとめた
神谷斉[カミヤヒトシ]
国立療養所三重病院長
植田浩司[ウエダコウジ]
西南女学院大学教授、九州大学名誉教授
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