出版社内容情報
就労は生きづらさを抱える人にとってひとつのターニングポイント。「ケア」という視点から、その意義と可能性にスポットをあてる就労は生きづらさを抱える人にとってひとつのターニングポイント。「ケア」という視点から、その意義と可能性にスポットをあてる
総論
ケアとしての就労支援/斎藤環
支援の現場から
若者と社会をつなぐ/工藤啓
障害児の就労支援/野口晃菜他
発達障害と就労/鈴木慶太
当事者として支援者として/成澤俊輔
うつのリワークをめぐって/大橋昌資・秋山剛
依存症の就労支援/新田千枝
ひきこもりと就労
福祉の立場から/菊池まゆみ
精神科医の立場から/中垣内正和
自助グループの立場から/木村ナオヒロ
就労の光と闇
就労支援の意義/江畑敬介
発達障害と就労のポイント/井上雅彦
孤立から希望へ/玄田有史
就労支援の闇/斎藤環
斎藤 環[サイトウタマキ]
監修
松本 俊彦[マツモトトシヒコ]
監修
井原 裕[イハラヒロシ]
監修
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
32
仕事用。就労支援はただ、職に就かせることを目的とするのではないことを重ね重ね述べられていた。時間がかかることではあるが、確かに、と納得させられた。★★★★☆2020/12/19
なるみ(旧Narumi)
25
就労と支援をキーワードにして、幅広い執筆者からの提言や報告が掲載されていました。読みやすかったです。2020/02/22
ゆう。
22
ただ働くことを急かすのではなく、精神障害者やひきこもりの人と共に歩みながらの就労支援の大切さ。就労=自立と捉えられ、自立できない者には烙印を押す。ケアとしての就労支援は、面白い概念であり、深めたい。2020/08/14
Hidekazu Asai
2
本書を読むと、LITA LICOがとても良い就労移行支援施設に思える。 Kaienの鈴木慶太氏は、発達障害者への就労移行支援には、福祉ではなく、ビジネス的なキャリアアップの視点が大事という持論を述べる。 私がとても入りたくなったのは、成澤俊輔氏が代表を務めるNPO法人NDAである。 2018/10/08
hideko
2
就労を、社会との繋がり方から問い直す。当事者の視点を重視して。2018/07/14