風の時/狼の時―天城一傑作集〈4〉

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  • サイズ B6判/ページ数 603p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535585607
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

本格ミステリ大賞作家最後の傑作集。長編2本+未発表含む短編12本を収録。

著者等紹介

天城一[アマギハジメ]
1919(大正8)年、東京生まれ。本名・中村正弘。東北帝国大学数学科卒。大阪教育大学名誉教授。1947(昭和22)年「不思議の国の犯罪」(『宝石』)でデビュー。初単行本『天城一の密室犯罪学教室』(日本評論社)が『このミステリーがすごい!2005年度版』(宝島社)第三位、第五回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)受賞、第二集『島崎警部のアリバイ事件簿』(日本評論社)が『このミステリーがすごい!2006年度版』第八位に選ばれるなど、高く評価される。2007年没

日下三蔵[クサカサンゾウ]
1968(昭和43)年、横浜生まれ。専修大学文学部卒。出版社勤務を経て、現在、フリー編集者、アンソロジストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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wm_09

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エンターテインメントとしての探偵小説は全く意識していなかったのだろう驚くべき不親切さ。それでも表題作は『圷家』より遥かにすっきりしていて、著者のベスト長編ではないだろうか。短編では「失われたアリバイ」系の作品がコントめいた雰囲気に似合って印象的。(稲)2011/06/24

いちはじめ

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私家版として刊行された長篇2作に未収録短篇の三部構成。同じアイデアを執拗に改稿するタイプの作家だったのだなと思う。また、戦後デビューのミステリ作家でこれほど先の大戦にこだわって書いたのも珍しいのでは?2009/05/14

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