置き去り社会の孤独

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535585409
  • NDC分類 366
  • Cコード C3036

出版社内容情報

ニート、フリーター、ワーキングプアなどと呼ばれる若者の不安定就労群。若者たちが陥った<現代の貧困>から抜け出す道とは? 単に職をあてがうだけでない、多元的な取り組みを提言。

内容説明

ニート、フリーター、ワーキングプア…“現代の貧困”を打開する道は、これだ。

目次

第1章 “つながり”を欠いた人びと(縁切り宣言;だれも守ってくれない ほか)
第2章 何が“置き去り”を生むのか(崩壊した安定雇用;親という砦 ほか)
第3章 欧州の取り組み―排除から包摂へ(「社会的排除」というとらえ方;ニートの発祥地―イギリス ほか)
第4章 “置き去り”のない国へ一〇の提言(国は相続税の課税強化や消費税などから、最低一兆円かける覚悟を;貧困の「広がり」と「深さ」を浮き彫りにする指標づくりを ほか)

著者等紹介

大津和夫[オオツカズオ]
読売新聞東京本社・社会保障部記者。1993年、読売新聞東京本社編集局に入社。政治部(首相官邸クラブ、旧労働省クラブなど)を経て、2000年12月より現職。2004~05年、米コロンビア大学院客員研究員。財務省の「多様な就業形態に対する支援のあり方研究会」委員(2006年)など、雇用・少子化問題について、政府の研究会で有識者委員を務める。現在、厚生労働省の「今後の仕事と家庭の両立支援に関する研究会」委員。雇用、少子化、年金が取材テーマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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