目次
となりのコリアン
第1部 在日コリアンの声を聴く―朝鮮学校アンケート調査(「若手弁護士の会」について;聴き取りをしてアンケート要点整理 ほか)
第2部 在日コリアンの実態と意識(生活のなかで―日常生活にみる差別の実態;政治の主体たること―在日コリアンと参政権 ほか)
第3部 在日コリアンの想い―映画『夜を賭けて』の製作から(映画『夜を賭けて』とは;若手製作スタッフ座談会)
やり過ごすべきではない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
1
複数の問題提起が中心だが、自分としての新しい成果はあまりなかった。差別される側は当然ハンディを付けて議論して良いのだが、狭量な差別撤廃はともかく公務員の国籍、参政権、朝鮮学校、通名などに対してはこれまでの問題を繰り返すだけでより深い考察や新しい提案などは無かった。問題は解決されていない。もう少し突っ込んだ、あるいはより大きな視野での解決案が欲しかった。2015/10/01
Miki Shimizu
1
60万回のトライに紹介されてた本。朝鮮学校に通う子どもたちが、日本人にひどいことを言われたり暴力を振るわれたりしてる問題を弁護士が調査した内容を中心に書かれている。全然関係ないのに、北朝鮮と日本、韓国と日本が外交問題でガタガタするたびに、子どもが襲撃される。どうなってんの?!しかも、子どもって!そして女子が多いって!恥を知れ!って思う。不満のはけ口に弱いものイジメ。ダサすぎる。2015/03/07
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0
レポート用2011/12/15
ikasonak
0
在日の文化は日本の文化を含むし、日本の文化も在日の文化を含む。日本人の勝手な意見だけど同化したらいけないのかしらと思う。一世の人達は愛国心とか日本に対する複雑な気持ちも強いと思うけれど、同化することを「負け」と子孫に思わせるような教育をしている学校に対して政府が支援できるとも思えない。過去私達の先祖がしてきたことをきちんと知るべきだけど、在日の方達の方からも歩み寄ってもらわないと解決にならない。2010/12/03