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ヒトはいつ人になるのか―生命倫理から人格へ

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535583146
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C3012

内容説明

ヒト・クローン、ES細胞、妊娠中絶と胎児…。生命科学により、いのちの境がゆらいでいる現在。ヒトと人の境界線をもう一度引き直すために。

目次

第1部 ヒトの事実(ヒト・クローン;ES細胞とヒト胚;妊娠中絶と胎児)
第2部 人格の現実(人格は意識をもちうるものである;人格は身体である;人格は他者との関係である)

著者等紹介

村松聡[ムラマツアキラ]
1958年、東京生まれ。1985年、上智大学哲学科修士課程修了。1994年までドイツ、ミュンヘン大学留学。現在、横浜国立大学他で、非常勤講師を務める。専門は近・現代哲学、倫理学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

©うめい

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2001年発刊の本なので、扱っている生命倫理の問題はやや古い。だがそんなところに惑わされてはいけない。第2部の人格に関する考察は、時代を超えて考えられていかなければならないことだと思う。この本は人格とは何か、人間とは何かについて、明確な答えを提示する類の本ではないし、そもそもそんな問いに答えがあるのかさえよくわからないが、この本をきっかけに、そういうことを考えてみるのは、決して無駄ではないように思う。2014/06/27

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