内容説明
ヒト・クローン、ES細胞、妊娠中絶と胎児…。生命科学により、いのちの境がゆらいでいる現在。ヒトと人の境界線をもう一度引き直すために。
目次
第1部 ヒトの事実(ヒト・クローン;ES細胞とヒト胚;妊娠中絶と胎児)
第2部 人格の現実(人格は意識をもちうるものである;人格は身体である;人格は他者との関係である)
著者等紹介
村松聡[ムラマツアキラ]
1958年、東京生まれ。1985年、上智大学哲学科修士課程修了。1994年までドイツ、ミュンヘン大学留学。現在、横浜国立大学他で、非常勤講師を務める。専門は近・現代哲学、倫理学
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