内容説明
グローバル化は歴史教育にいかなる変化をもたらしているのか。国民統合の論理に焦点を当てながら、日米教科書における歴史意識の変化を詳細に検討する。
目次
第1章 教育と国民国家の社会学(「歴史記述の意識」について;歴史教育=国民教育? ほか)
第2章 二〇世紀後半の日本における国民史教育(「変貌」の把握;文部省による教科書検定箇所の分析 ほか)
第3章 二〇世紀後半のアメリカ合衆国における国民史教育(「変貌」の把握;一九九〇年代の「アメリカ人」像の分析 ほか)
第4章 国民史教育の現在地(日米のケースの対照;グローバル化と「歴史記述の意識」 ほか)
著者等紹介
岡本智周[オカモトトモチカ]
早稲田大学国際教育センター助手。1971年東京都生まれ。1995年早稲田大学第一文学部哲学科社会学専修卒業。1997年早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程修了。1999年ニューヨーク市立大学クイーンズ校大学院応用社会学専攻修士課程修了。2001年早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了博士(文学)学位取得。1999年~現職。専門分野は教育社会学、文化社会学、ナショナリズム研究
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